Apache 1.3.28でsuexecなどのCGI Wrapperを使用した際、CGIのプロセスがゾンビとして残留する問題を改修するpatchの最終版がCVSリポジトリに登録されました。
ようやくfinal patch
2003年7月にリリースされたApache 1.3.28でsuexecやcgiwrapなどのラッパー経由でCGIプロセスを起動した場合に、プロセスがゾンビとして残留してしまう問題が報告されていました。この問題を改修するためのいくつかのpatchの提案と議論が続き、ユーザとしてはヤキモキさせられましたが、最終的に採用するpatchが決定され9月2日にCVSリポジトリへコミットされました。(MLを真面目に追っていなかったので見落としていたらしい。。。)
このpatchはApache 1.3.29として取り込まれていますが、現在1.3.28をお使いでお急ぎであればcvs upして最新のコードからビルドするか、1.3.28からの差分を元にpatchを充ててみるのも良いかと思います。
ちなみに一部で
Apache 1.3.28でCGIを使うとゾンビプロセスが残るといった感じで情報が流れていたりしますが、これは正確ではありません。正確には
Apache 1.3.28でsuexecやcgiwrap等のラッパーからCGIを使うとゾンビプロセスが残るですのでご注意というかご安心(?)を。