自宅のPowerBook G4はずーっとMac OS X 10.1.5だったのですが、いい加減書籍も雑誌も原稿が落ちついたのでここらで最新版にOSをアップデートしてみました。もう大変。
第一の関門 Pantherのインストール
僕のマシンは完全に原稿書き用(vim & TeX)兼、メール用(MH)兼、開発・動作検証用だったので、CocoaやCarbonなネタは殆ど入れていなかったのですが、~/src や/usr/local他がかなーり荒れて未整理でした。とりあえず- DBD::PgPP
- DBD::mysqlPP
- JDE
- Net::JavaRMI
- Net::MySQL
- Net::NFS
- Net::YahooMessenger
- aprize
- mod_auth_form
- mod_autorss
- mod_blosxom2
- mod_deny_deeplink
- mod_magdrive
- mod_translate_pathinfo
- pict2html
その後HDDをまっさらにしてMac OS X 10.3のインストールです。ここで問題発生。CD-ROMからブートしてインストールを進めていると、毎回同じステップでpaxがエラーを吐いてインストールが止まってしまう問題が発生。メディア自体のチェックは素通りするのでハードウェアを疑って見たところ、犯人はメモリでした。512Mbyteと256Mbyteの2枚を刺しているのですが、この配列を変えてインストールを試みると、問題なく通過しました。あ、問題はあって、メモリの総量が640Mbyteにご認識されている点です。。。。まぁいいや。
というわけでwcharが無いiconv無い、ラージファイル操作するとクラッシュするなど、イロイロ不便だったMac OS 10.1.5から卒業なのです。(ラージファイルの問題はもしかするとメモリに起因したものだったりして...)
第二の関門 AirMacヨワヨワ
さて、Xcode他開発関連ツールのインストールも終わって、メール関連の環境を整備しなおそうとしたところで問題が発覚。AirMac(無線LAN)がヨワヨワになってます。いつもどおり、リビングに置いたベースステーションから一部屋挟んだ寝室で作業していたのですが、全く通信できなくなっています。インジケータを見る限り同じレベルで電波は届いているのですが、ベースステーションのIPアドレスにping撃ってもうんともすんとも言いません。netstat -rみると繋がらないのは明白なので、とりあえずリビングに移動したところ通信できるようになりました。
この後、数日間トライ & エラーを繰り返していたのですが、未だに原因および改修方法が見出せていません。
- ベースステーションから3メートルはなれて体でさえぎると通信できなくなる
- 5メートルはなれてアンテナ部を手で被うと通信できなくなる
関係ないんですがPowerBook G4が2台転がってると、まるでマカー一家みたいだ。(そうなんだよ)
今後の予定
Appleのサポートの方とも話しをして、とりあえず次の要素をテストしてみようと考えています。- 退役させたiBook(Mac OS 9)にAirMacカードを戻してテスト
- AirMacベースステーションのファームウェアのダウングレード
ちなみにMHはMac OS 10.3ではサクッとビルドできないので(プラットフォーム名で条件コンパイルすんなーっ)、ミーハーにMuttに移行しようとしています。とりあえずビルドもサクッとできるし正常に使えているのですが、キーバインドをvim風にしないとかなり辛いです。。。
そうそう、ジャーナリングファイルシステムのおかげか新しいgccのおかげか分かりませんが、ソースコードのビルドに要する時間はちょっと短くなりました。ふぅ。